てつたま。「てっちゃん野川のローカル魂」です。
今週はGWということで観光されている方も多いかと思いますが、今回はお隣、山口県で人気の観光列車が2年ぶりに復活するという事でそのチケット争奪戦に挑みました。
特別ゲストも登場しますよ!
それでは、出発進行!

時を遡ること、9日。
先週月曜日の早朝、午前5時半過ぎ。
静まり返った報道フロアで私と一緒にいるのは…TSSライクのメインキャスター、加藤さんです。

【加藤&野川キャスター】
「なんですか?月曜日のこんな早朝から、しかも同僚アナウンサーに呼び出しを受けるなんて、まあ初めてですよ」
「ちょっとまずね、こちらを見ていただきたい」
「広島駅ですね」
「うん。レッドウィングが出てくる。その後ろ」
「これあれですよね、あの貨物列車…」
「ですね、EF65」
「あー!あ、すご。これ!あ、ちょっと目さめましたわ。蒸気機関車ね」

加藤さんこう見えて、SLだけには熱を持っていて、子供のころの夢は蒸気機関車の運転士という、実はSL限定の「鉄道ファン」なんです。

【加藤&野川キャスター】
「うーわ、やっぱ迫力すごいっすね、動画でも」
「なんかいつも涼しい顔して、てつたまのコーナーのOAの時は、私の鉄道の熱をいなしてますけど、実は皆さん、この人SLファンです」
「そうなんですよね。なんか新幹線とか、電車の運転手じゃなくて、蒸気機関車の運転手になりたいって、当時は思ってました。走ってるのを最後に見たのは多分、子供の頃に行った大井川鉄道」
「静岡県の。今だにね、SLを動態保存してる」
「そうです、そうです」
「ちなみに私、大井川鉄道。まだ行ったことございません。一本取られたなと言いますか、ちょっとね今。グっとこう。『クックッ』っていう」
「俺としたことがっていう」
「はい」
「ナンバープレート出てなかったんですけど、D51でしょ?」
「D51です」
「いや、分かります。分かります」
「これ広島駅ですよ。これはレアな映像だな。これ、ディレクターが撮ってくれたんですけど、後でもらっていいですか、これ?電気機関車に引っ張られてね、広島駅にやってきて。
で、出発…」
「どこに行くんだっていう話ですよね、だから」
「こうやってだから、山口県の方向に進んでいったんですね。ここからちょっと、名探偵に推理してほしいなあという所なんです。SLやまぐち号かもしれない。あ、言っちゃった」「ははは」
「これ早いからちょっとね」
「朝早いから」
「まだこれはね、目は空いてても頭がね」
「はいはい、やまぐち号」
「そういうことです」
「これ、SLやまぐち号がついに復活するということで」

SLやまぐち号は、1979年から山口線で運行している蒸気機関車を使った観光列車。
新山口駅から島根県津和野駅までのおよそ60キロを2時間かけて走ります。
観光シーズンの土日、祝日を中心に運行していましたが、2年前、燃料や水を積む炭水車に亀裂が見つかり、運休が続いていました。
そして先日…

【JR西日本中国統括本部・藏原潮本部長】
「5月3日からですね、SLやまぐち号の運転を再開をさせていただきます」

JR西日本の記者会見で復活が正式に発表され、ライクでもそのニュースを放送しました。

【4月10日放送 『TSSライク!』 加藤&野川キャスター】
「てつたまでもぜひ、2人で一緒に行きたいですね」
「行きたいですね、ここでね。不思議な感じになると思います」
「ぜひ、ディレクターの方、ご検討ください」

ということだったので、さっそくお呼びしたわけです!

【加藤&野川キャスター】
「乗りたいでしょ?」
「乗りたい、乗りたいです。乗れるものならね」
「その切符が、この後午前6時。発売なんですね」
「うわあ、ドキドキするな。こういう争奪戦とかやったことないからな。僕らは楽しいけど、その視聴率のグラフがすごい心配だよ」

今回はJR西日本の予約サービスe5489を使ってSLやまぐち号のプラチナチケット獲得を目指します。
めざすは復活初日、5月3日のチケット!私はパソコン、加藤さんはスマートフォンで予約を試みます。

【加藤&野川キャスター】
「えー。申し込みの開始まで5分余りと」
「取りたいよね。こんな朝早くから月曜日ですよ!週の頭の今日だって、5時半には会社に来たから。この検索ボタンを押すタイミングですべてが決まるってことです?」
「そういうことなんですね」

ついに予約がスタート。果たしてその結果は…

<スタジオ>
はい、ということで、私は5月3日の復活初日の津和野行き見事1席、獲得しました。
そして加藤さん!

【加藤キャスター】
「私はスマートフォンで試みたんですが、うまくいかなくて、残念ながら座席を確保できませんでした」

今回、取れた席は普通席なんですが、グリーン席もありますが、私たちがアクセスしたときは既に完売でした。10秒か15秒の差でした。

【コメンテーター:エディオン女子陸上部アドバイザー・木村文子さん】
「10秒、15秒って言われると100m走るくらいのあっという間のことですね。すごい熱を感じます。」

今回、「SLやまぐち号」の復活初日の津和野行き初便のチケット争奪戦に参加したわけですが、5月3日から5日、GW中でも津和野駅から新山口駅へと向かう列車はまだ座席に空きがあるようです。GW後の全ての土日も運行されるそうです。
みなさんも一度乗ってみてはいかがでしょうか?

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