シドニー・スウィーニー(2月12日、米ウェストウッド)  Tinseltown-Shutterstock

<フロリダ州の自宅プールサイドでくつろぐビキニ姿がパパラッチされ、その体型について中傷コメントが寄せられているシドニー・スウィーニー。そうした誹謗中傷のスクリーンショットを公開したシドニーは、驚くべき手段で一蹴してみせた>

ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で大ブレイクしたセクシー系人気女優シドニー・スウィーニーが、今にもバストトップが見えそうな大胆な姿をインスタグラムに公開して自身のビキニ姿に寄せられた「ぽっちゃりしたヤンキー娘」などの誹謗中傷を一蹴した。

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シドニーは12月7日に米フロリダ州の自宅プールサイドでくつろぐビキニ姿がパパラッチされ、「まったく魅力的じゃない。なぜ人気があるのか分からない」「ホットなんかじゃない。数人の子供を持つ女性に見える」「熊と格闘できそう」など太りすぎだと批判されていた。

13日にインスタグラムを更新したシドニーは、SNSに投稿された自身に対する中傷コメントのスクリーンショットを公開。「メイクやフィルター、写真加工がないと本当に醜い」「妊娠?」など読むに堪えない投稿を集めてユーザー名と共に晒した。

さらに続けて90年代に活躍した伝説のプロボクサー、クリスティ・マーチンを演じる新作映画の役作りのためにトレーニングする様子も公開。巨大なタイヤを持ち上げたり、ボクシングのスパーリングやパンチの練習など肉体改造に取り組む様子をシェアし、無言で反撃した。

それから5日後の18日に、今度は素肌にジッパー付きカーディガンを羽織っただけの大胆なルックを投稿して世間を驚かせた。「雨よ去れ」とキャプションを添え、ニューヨーク市内の建物の屋上で茶色のバッグを胸に抱えながらバルコニーの手すりにもたれかかる動画と写真を投稿。

バッグを持つ右手を空に突き上るポーズで、ジッパーを下ろしたカーディガンから覗くノーブラの胸を堂々と披露。わずか1日で300万以上の「いいね」を獲得する反響となり、「女神」「女王」などとファンを歓喜させた。一方で、この投稿にも「この女性はおっぱいしかない」などの批判も再び書き込まれている。

プライベートやレッドカーペットで露出度の高いセクシーな装いを披露して話題を呼ぶことが多いシドニーは、過去にも「美人でもないし、演技もできないのになぜ人気があるのか分からない」とハリウッドのプロデューサーに酷評されたことがあり、豊満な胸は度々論争の的になってきた。

「すごいおっぱいでごめんなさい」と描かれたスウェット姿を披露するなど、これまでも自身の容姿へのバッシングに反論してきたシドニーだけに、「シドニー・スウィニーが体型批判される世界に私たちが住んでいるなんて信じられない。本当に酔っています」「負けるな」とたくさんのエールも送られている。

トレーナーでもあった夫から長年虐待を受け、2010年には射殺未遂事件にも巻き込まれた女性として初めてボクシングの殿堂入りを果たしたことで知られるクリスティを演じたシドニーは、11月25日に本人とのツーショットを公開して撮影が終了したことを報告。

「回復力、生き延びること、そして戦い続ける強さの証。皆さんに観てもらうのが待ちきれません。私が本気で戦う姿を見ることができます」と綴り、ハードな肉体改造で役になりきったことを誇りに思うと語っていた。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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