鳥取県境港市の小学校で、児童たちが地元出身の漫画家・水木しげるさんの作品を題材に、妖怪について学ぶ出前授業が行われました。
境港市の中浜小学校で2年生の児童たちが耳を傾けているのは、怪談師の神原リカさんが語る「妖怪話」。一反木綿やカラス天狗など境港市出身の漫画家水木しげるさんの作品でもおなじみの妖怪たちにまつわる伝承を巧みな話術で聞かせました。この出前授業は、子どもたちに地域で受け継がれる妖怪文化を知ってもらい、郷土を愛する気持ちを育んでもらおうと、境港市が4年前から市内の小学校で実施しています。
児童:
怖い妖怪や、優しい妖怪もいることが分かりました。
児童:
怖さがあって、とてもよかった。
児童:
悪いことをしたらいけないなと思いました。
境港市観光振興課・高田麻加さん:
妖怪の文化を通して、日常での大切なこと、お手伝いをする大切さ、川の近くで遊んではいけない教訓を学んでほしい。
妖怪文化を伝える出前授業は、2025年1月にかけて境港市内の6つの小学校すべてで行われます。
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