1970年代の鳥取県の様子を、当時の写真や資料で振り返る企画展が鳥取市の鳥取県立公文書館で開かれています。

1970年に開催された「大阪万博」。会場では3日間に渡って「鳥取県の日」が設けられ、「因幡の傘踊り」や「貝殻節おどり」が披露されました。当時の県の広報誌は、大好評だったと伝えています。
鳥取市の県立公文書館で開かれている企画展「写真・公文書で振り返る1970年代の鳥取」。1970年代に県内に建設された施設や当時の県民生活の様子などを記録した写真100枚と関連資料などが展示されています。

1972年に開通した鳥取県と島根県をつなぐ境水道大橋のコーナーでは、建設工事の様子を収めた写真や橋の開通で廃止された渡船の運航再開を県に申し入れた住民の陳情書が公開されています。
このほか、1978年に完成した現在の鳥取駅の工事や高架前の駅前の風景、雪が積もった鳥取砂丘でスキーを楽しむ様子など、写真や資料から当時の県民の暮らしの一端を知ることができます。

鳥取県立公文書館・池本美緒専門員:
1970年代をお過ごしの方は懐かしく思われるし、若い世代の方は新鮮な目でご覧いただければ。

この企画展は「写真・公文書で振り返る1970年代の鳥取」は12月22日まで鳥取市の県立公文書館で開かれています。

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