囲碁の第62回プロ・アマ本因坊対抗戦(毎日新聞社・日本棋院主催、関西棋院後援、広島アルミニウム工業・フマキラー・スターツグループ協賛)が15日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、一力遼本因坊(27)がアマチュア本因坊の大関稔さん(30)に263手で白番4目勝ちした。
大関さんは今年の「第70回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会」で、2年連続4度目の優勝を果たした。手合割(ハンディ)はアマの先番6目コミもらいで打たれ、4大会連続でプロ側が勝った。
両者は2年連続の対戦となった。一力本因坊は終局後、「こちらが気付いていない手を打たれて強さを感じた。また本因坊を防衛できるよう頑張りたい」と話した。大関さんは「(一力本因坊は世界一となり)昨年よりさらに充実していると感じた。一力さんには勝てていないのでまたプロ・アマ戦に出場したい」と語った。【武内亮】
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