大型Kポップイベント「UTO FEST(ユートフェスト)in沖縄」(主催・UTO entertainment)が7、8両日、沖縄セルラースタジアム那覇で開かれた。若年層に絶大な人気を誇る「aespa(エスパ)」や、県出身のカズタが所属する「n.SSign(エンサイン)」など8組のアーティストが舞台を彩った。熱気に包まれた2日間の様子をリポートする。(社会部・大庭紗英)
日韓交流を目的としたイベントは、12年ぶりに沖縄で開催された。
キレのあるダンスで観客を魅了する「n.SSign」のカズタ(左)=7日(金城拓撮影)会場の人気を最も席巻したのは、今年7月に日本デビューを果たしたばかりの「aespa」。メンバーのウィンターが体調不良で出演を見合わせたものの、透明感のあるビジュアルと完成度の高いパフォーマンスでファンを魅了。ジゼルは「美しい沖縄で公演ができて、こんなにたくさんの人に会えてうれしい」と思いを伝え、涙を流すファンの姿もあった。
ファンから大きな声援を受け、ステージに立つ「WayV」=8日(喜屋武綾菜撮影)カズタ率いる「n.SSign」は「Tiger」や「Happy&」を披露。1年ぶりに沖縄へ帰ってきたというカズタは「ただいま!」と笑顔を見せた。さらに「みんなの顔を見ると、胸がちむどんどんする」と沖縄の言葉を交えたトークで会場を盛り上げた。
息の合ったダンスで会場を沸かせる「SUPER JUNIOR-L.S.S.」=7日(金城拓撮影)6人組ボーイズグループの「WayV(ウェイブイ)」も支持が厚く、キレのあるダンスで作り上げる力強いステージは観客を圧倒した。Kポップアーティストの中でも歌唱力の評価が高い「SUPER JUNIOR-K.R.Y.(スーパージュニア・ケー・アール・ワイ)」は、伸びの良い歌声でしっとりとバラード曲を歌い上げた。
力強いパフォーマンスで魅せたxikers=8日(喜屋武綾菜撮影)その他の出演は「MADEIN(メイディン)」「xikers(サイカース)」など。
the new six=8日(喜屋武綾菜撮影) アーティストのパフォーマンスに見入る観客=8日、セルラースタジアム那覇(喜屋武綾菜撮影)鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。