太平洋戦争末期の伊江島で、終戦を知らずに2人の日本兵が2年間ガジュマルの木の上で生き抜いた実話を基にした映画が2025年に公開されます。

「木の上の軍隊」は2人の日本兵が戦争終結を知らないままガジュマルの木の上に身を隠し続ける物語で、伊江島であった実話をもとに作家の井上ひさしさんの構想から舞台化された作品です。

映画では、宮崎から派遣された上官を堤真一さん、新兵役を山田裕貴さんが演じ、全編沖縄で撮影しました。

山下一雄役・堤真一さん:
日本だけでなく世界中で争いがあるわけでその人たちにも見てもらいたいと思います。でもまずは沖縄から

安慶名セイジュン役・山田裕貴さん:
できるだけ多くの人にこういったことがあったかも知れない。あったという事を知って貰いたいし、そこでまた考えるきっかけになる作品になればいい

映画「木の上の軍隊」は、2025年7月に全国公開する予定で、6月13日から県内で先行上映されます。

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