広島市の原爆資料館で混雑対策の一環として27日から新たに入口にチケット認証機が導入されました。

【久保田千晶記者】
「窓口で購入するチケットはこれまではこのような写真付きのものでしたが、きょうからは二次元コード付きのものになりました。このコードをかざして中に入ります」

これまでは、入館者がチケットを持っているか警備員が確認するなどしていましたが、新たにチケット認証機を導入することで、よりスムーズに入館できるようになりました。

また、これまで窓口のみだったキャッシュレス決済を自動券売機でも取り扱い、利用できるクレジットカードのブランドも拡大したということです。

【奈良からの観光客】
「すぐ(チケットを)買えましたし、便利になりますね。スムーズになっていた」

日本被団協のノーベル平和賞決定などで原爆資料館への関心は高まっているとみられ、先月1カ月の入館者数は27万人1923人で過去最多となりました。

広島市は混雑対策として事前に購入できるウェブチケットの利用を呼びかけていて、今後も周知を図りたいとしています。

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