アートで瀬戸内の魅力を発信します。「日本のエーゲ海」とも呼ばれる瀬戸内市牛窓地区に世界で活躍するアーティストの作品が設置され、11月27日にお披露目されました。
ヨットハーバー近くの公園にお目見えしたオブジェ、4つが合わさり1つの作品となっていて、名前は「港風のサーカス」です。
手掛けたのは香川県の豊島を拠点に、親子3人で活動するアーティスト「ウサギニンゲン(usaginingen)」。世界27カ国で映像や楽器を使ったパフォーマンスを行っていて、今回初めてアート作品に臨みました。
(ウサギニンゲン 平井絵美さん)
「ただ物を置いて見るだけでなく、お客さんが映り込んだり、背景に牛窓の景色が映ったり、どんどん変化する作品になっている」
(ウサギニンゲン 平井伸一さん)
「これで完成ではなく、ここで地元の人が活動していく中で、シンボルの場所、環境が作れたらいい」
(竹下美保記者)
「作品には光る素材が使われていて、太陽や海の輝きが反射します。天気や時間帯によって作品の違う表情が楽しめます」
瀬戸内海を背景に、サーカスの楽しい雰囲気を表現していて、地元の子供たちのアイデアもデザインの一部に盛り込まれています。
瀬戸内市では2023年8月から牛窓地区にアートスポットを作り、地域の魅力を発信する取り組みを進めてきました。今回は3作品目で、市は「牛窓アートハルモニア」と称し、PRしています。
(瀬戸内市 武久顕也市長)
「牛窓は地域の力、魅力がたくさんあると改めて感じる、皆さんに目を向けてもらう、足を向けてもらうきっかけになれば」
瀬戸内市はこうしたアート作品を通じて国の内外から多くの観光客を呼び込みたいとしています。
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