人間に見立てた動物をテーマにした国宝の絵画「鳥獣戯画」を現代風に解釈した絵の展示会が、岩手県盛岡市の百貨店で4月23日から始まりました。
26日は吉本興業所属の作家が会場を盛り上げました。
「鳥獣戯画」に描かれたウサギやカエルなどが現代風に解釈された「モダン鳥獣戯画」。
この展示会は絵の販売などを手掛ける東京の会社「アートプリントジャパン」が企画したものです。
会場では日本画家やイラストレーターなど20人の作家の「鳥獣戯画」約80点が展示・販売されています。
吉本興業所属のアート芸人キシモトマイさんの作品は、パンダなどの動物が自身の指で描かれています。
会場では26日、キシモトマイさんが実際に絵を描くイベントが行われ、県ゆかりの芸人らも応援に駆け付けました。
約10分で完成した作品には県のキャラクターわんこきょうだいと戯れる秋サケが描かれました。
右吉本興業 吉本アート芸人 キシモトマイさん
「小指の爪で描いて腱鞘炎になった。細かいところを見てほしいですね」
この展示会は4月29日まで盛岡市のカワトクで開かれています。
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