奈良時代の宝物を今に伝える「正倉院展」が奈良国立博物館で開かれています。
釉薬で彩られた花弁が美しい「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」

世界で唯一現存する七宝焼きで飾られた鏡です。
76回目となる「正倉院展」には、聖武天皇の愛用品など、
57件の宝物が展示されています。

鳳凰が織り表わされた肘おき「紫地鳳形錦御軾」は、聖武天皇が実際に使っていたと考えられています。
ほかにも、品物を奉納するために使ったとされる「沈香木画箱」は、
高級な素材が贅沢に使われていて、聖武天皇の仏教への信仰心を感じることができます。
正倉院展は11月11日まで開かれます。

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