上村淳之氏

 花鳥画の第一人者として知られる日本画家の上村淳之(うえむら・あつし、本名淳=あつし)さんが1日午後8時38分、老衰のため奈良市の自宅で死去した。91歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は次男隆司(たかし)さん。

 日本画家の家系に育ち、祖母の上村松園さん、父の上村松篁さんと3代続けて文化勲章を受けた。

 自宅で飼育する鳥などを画題に独自の花鳥画を制作し、京都市立芸術大副学長などを歴任した。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。