交通安全和歌山夢大使のジャイアントパンダ「楓浜」が見守る中、イベントに参加した天童よしみさん(左から2人目)ら=和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで、大澤孝二撮影

 11月からの道路交通法改正で自転車の運転に関する罰則が強化されるのに合わせ、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で27日、県警の「飲酒運転根絶大使」で演歌歌手の天童よしみさんと、「交通安全和歌山夢大使」のジャイアントパンダ「楓浜(フウヒン)」(雌3歳)がコラボし、自転車による飲酒運転などの根絶を呼び掛けた。

 改正道交法では、自転車運転中の「ながらスマホ」の違反者は6月以下の懲役または10万円以下の罰金と罰則が強化され、酒気帯び運転などの違反の場合、3年以下の懲役または50万円以下の罰金の対象となる。

 この日は、「ふぅ~っと考えて!飲酒運転なめたらアカン!交通安全広報イベント」が園のパンダラブ屋内運動場で行われた。楓浜が後ろから見守る中、県警の担当者らと並んだ天童さんは「大好きなパンダと共同でPRできてうれしい。飲酒運転『なめたらアカン!』。和歌山から飲酒運転を根絶しましょう」と来園者に呼び掛けた。【大澤孝二】

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