ケイト・ベッキンセール(2023年12月、ビバリーヒルズ) Tinseltown-Shutterstock

<米バラエティ誌主催のイベントにピンクのドレスで登場した女優のケイト・ベッキンセール。バルーンのように膨らんだスカートについて、ネット上では「陰嚢ドレス」「卵巣を連想させる」などの書き込みが寄せられている。そんなドレス姿で、同じくピンク色に染まった愛猫を抱く写真も>

50歳を過ぎても変わらぬ美貌とスタイルで美魔女として知られる女優ケイト・ベッキンセールが、10月24日に行われた米バラエティ誌主催のイベント「パワー・オブ・ウィメン」にバレエコアのトレンドを取り入れた大胆なピンクのドレスで登場し、「まるで睾丸みたい」とネットをざわつかせている。

【写真】【動画】ケイト・ベッキンセールの「睾丸みたい」と話題のピンクドレス姿...ボールのように膨らんだスカートに「破裂しそう」との声も

巨大なリボンアクセサリーなど年齢不相応なルックが度々物議を醸すケイトがこの日のレッドカーペットで着用したのは、サイドがバルーンのように膨らんだスカートが特徴のストラップレスのコルセットドレスだった。フロントがオープンになったまま、サイドとバックにボリュームを持たせたデザインは、両サイドに袋をぶら下げているようにも見えなくない。

そのためネットでは、「これは陰嚢ドレスだ。破裂しそう」「これは睾丸だよ」「卵巣を連想させる」などの書き込みが殺到。「彼女どうしちゃったの?」「誰だか分からなかった」とのコメントもあり、「自分が好きな服を着ればいいけど、彼女が大丈夫かどうかみんな知りたいと思う」と、変わり果てた姿に心配の声も寄せられている。

デザイナーのクリスチャン・シリア―ノは、「この美しいケイト・ベッキンセールが、バレリーナ風に。金曜日の夜にちょっとしたグラマラス」と綴り、自身の2024春コレクションを着用したケイトが揃いのピンク色に染まった愛猫ウィローを抱く写真をインスタグラムに投稿。これを見たファンからも、「不健康そうに見える」「やせすぎ」「彼女大丈夫なの?これ本当に彼女なの?」と、心配と驚きの声が上がった。

一方で、真っ白な毛並みのウィローがピンク色に変身していたことに、「まさか染めたの?」「かわいそうな猫」「猫はアクセサリーじゃない」と、否定的なコメントも多かった。

そのケイト本人は、自身のインスタグラムにハロウィーンを前にウィローと愛犬マイフのコスプレ写真や動画を大量投稿。2匹が動く羽根を纏って妖精になった姿などと共にピンク色のウィローと物議を醸したドレス姿で戯れる動画やウィローを抱きながら裸でマッサージの施術を受ける姿などを公開し、1年前に亡くした愛猫クライヴとのハロウィーンの思い出を振り返った。

仮装を一緒に楽しんだクライヴがいないハロウィーンは少し怖いと綴り、「天国からあなたに代わってこの子たちが仮装するのを見て、楽しんでいることを願っています」とコメント。2匹が、クライヴの跡を継ぐことを選んだと思うと述べ、偲んだ。

ペットロスから立ち直れないケイトを励ますユーザーや、「かわいい」と歓喜するファンもいた一方、「ペットたちは本当に好きでやっているのかな」「犬は楽しそうだけど、猫は怒っているみたい」「なぜ動物をおもちゃのように扱うの」など批判もあり、賛否を呼んでいる。

[筆者]
千歳香奈子
北海道・札幌市出身。1992年に渡米し、カリフォルニア州サンタモニカ大学で写真を学ぶ。96年アトランタ五輪の取材アシスタントとして日刊スポーツ新聞社アトランタ支局に勤務。ロサンゼルス支局、東京本社勤務を経て99年よりロサンゼルスを拠点にハリウッドスターら著名人へのインタビューや映画、エンターテイメント情報等を取材、執筆している。日刊スポーツ新聞のサイトにてハリウッド情報や西海岸のトレンドを発信するコラムも寄稿中。著書に『ハリウッド・セレブ』(学研新書)。

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