日本将棋連盟は29日、東京都渋谷区の将棋会館で同日予定されていた第46期女流王将戦三番勝負(囲碁・将棋チャンネル主催)の第3局について、「体調不良で対局できない」と申し出があった福間香奈清麗(32)の不戦敗としたと発表した。西山朋佳女流王将(29)が2勝1敗で3連覇を果たし、通算5期獲得により4人目の「クイーン王将」の資格を得た。西山女流王将は2022年の「永世女王」に続いて二つ目のクイーン称号獲得。
12月に出産を控える福間清麗は、白玲戦七番勝負でも26日の第6局を同様の理由で不戦敗して2勝4敗で決着しており、タイトル戦で連続の不戦敗決着となった。
女流王将戦では福間清麗が先勝した後、第2、3局と不戦敗しての決着となった。将棋連盟は「今後の対局日程調整の難しさや、放送日程変更に伴う準備状況などを総合的に勘案し、このような判断に至った」と説明している。【丸山進】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。