今年も愛らしくも本格的な演技に歓声が上がりました。

「長崎くんち」の演し物に子供たちが挑戦する恒例の「ちびっこくんち」が長崎市で行われました。

長崎市の浜町アーケードで龍踊を披露したのは長崎北保育園の子供たちです。

パレードの途中のサプライズに、通りかかった市民も笑顔でスマートフォンを向けます。

「ちびっこくんち」は1990年に長崎旅博覧会のイベントの一つとして始まり、32回の歴史を数えます。

今回は長崎市内5つの幼稚園などから約270人が出演し、傘鉾や本踊など8つの演目を披露しました。

「川船」に挑戦するのは諏訪幼稚園の子供たちです。

諏訪幼稚園 網打船頭 橋 栄太郎ちゃん(年長)
「たのしみ」「成功したい」

ドキドキの網打ちは・・・

現場実況ON
「決まった!入った入った!」「大漁!」

船回し
「屋根の飾は保護者の結納の品」

この日、ステージに上がったのはかわいらしい万歳と才蔵。

子供の「オランダ万才」です。

くんちの人気演目を愛らしく演じて見せます。

「万歳と才蔵が疲れて寝てしまう場面も再現」

見事な踊りに稽古の成果がよく出ていました。

長崎北保育園 深山竜聖ちゃん(万歳 役)
「楽しかった」

島陽秋ちゃん(歳三 役)の父 陽平さん
「ものすごく良かった。普段練習している姿を見せてくれないけど、本番めちゃくちゃ良くてつい涙が出てしまって」

子供たちは成長したら「長崎くんち」に出てみたいと、あこがれを膨らませていました。

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