大アナゴとアスパラガス。大田市の新たな特産として売り出し中の食材を使った新メニューが誕生、17日に報道関係者にお披露目されました。意外な組み合わせの新メニューとは。

赤や緑など、色とりどりのソースがかかった大アナゴの天ぷらに、「剣」に見立てたアスパラガスの天ぷら。17日にお披露目された新メニューの「天丼」です。大アナゴに石見銀山アスパラガス、いずれも大田市の新たな特産品として売り出し中です。

フードスタイリスト・飯島奈美さん:
ビックリしました。すごく愛情を持って作られている生産者のところにお伺いしたので、余計に愛着がわいて作るぞという気持ちになりました。

レシピを考案したのは、フードスタイリストの飯島奈美さん。人気ドラマや映画に登場する料理の監修を担当しています。

フードスタイリスト・飯島奈美さん:
石見神楽の大蛇です。大蛇の舞台を見てイメージをわかせました。

どんぶりの中に県西部の伝統芸能「石見神楽」の舞台が再現されました。

村上遥アナウンサー:
石見神楽をイメージしたカラフルな天丼、見た目も映えますね。アスパラの味が濃いです。食感もシャキシャキしています。

ソースに使われたのも、ほぼ大田市産の食材。もちろんごはんも大田市でとれた「つや姫」。地元産にこだわった一品です。

新たな特産品・アスパラガスは現在、市内の15戸の農家が生産に取り組んでいますが、後継者不足に加え、全国的には知名度も不足。そこで今回、JAが著名なフードスタイリストの力を借りて、新メニューでPRを図ることにしました。

JAしまね石見銀山本部・林孝幸さん:
大田市で食べられるグルメを開発すると、アスパラガスの地元の消費も増えますし、地域の活性化にもつながる。それが目的。

JAは、誕生した「天丼」のメニュー名や提供業者の募集を11月から始め、2025年3月ごろの販売開始を目指しています。

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