北海道産米の新米発表会が17日、札幌市内で開かれ、2014年からイメージキャラクターを務めるタレントのマツコ・デラックスさんが登場した。道産米を試食したマツコさんは「北海道米がすごいことになってきた。日本の米どころは北海道です」とPRした。
ホクレンなどの主催。新米発表会は例年、都内で開かれるが、マツコさんのイメージキャラクター就任10周年を記念して札幌で開催された。主要4銘柄の試食もあり、今年、新品種としてデビューした「そらきらり」を食べたマツコさんは「1粒1粒(の味)がたっている。汁物にも負けない」と絶賛した。
ホクレンアンバサダーを務めるタレントの森崎博之さんも登壇。森崎さんが「ぼくが子どものころはまだ北海道米の人気がなくて、北海道の人たちも道外の米を買っていた」と話すと、マツコさんは「わずか数十年で米どころにしたんだ。そう考えると、皆さんの尽力はすごいわね」と応じた。
マツコさんは今年8~9月、全国的に米が品薄となったことにも触れ、「米騒動があって、もう一度、お米について考えるタイミングだったと思うのよ。これを機に普段お米を食べない人にも食べてほしいし、それが北海道米だったらうれしい」と呼びかけた。
農林水産省によると、9月25日時点の道内の作況指数(平年=100)は103だった。ホクレンの篠原末治会長は「今年は実り多い秋を迎えた。消費者とともに喜びを分かち合いたい」と話した。【今井美津子】
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