開幕まで約半年に迫った瀬戸内国際芸術祭。実行委員会の総会が10月17日、高松市で開かれ、作品鑑賞パスポートが10月から限定価格で販売されることなど概要が発表されました。

「瀬戸内国際芸術祭2025」は2025年4月から3つの会期に分けて開催されます。会場は、瀬戸内の島々と沿岸部合わせて17のエリアで、今回新たに、さぬき市の志度・津田エリア、東かがわ市の引田エリア、宇多津町の宇多津エリアが加わります。

17日の総会では、赤い水泳帽をかぶった中学生や高校生が海に飛び込む風景を撮影したメインビジュアルがお披露目されました。

また、芸術祭の会期中、全ての作品を1回ずつ鑑賞できるパスポートが10月24日から特別価格の3800円で販売されることや、新しくニュージーランドやスウェーデンのアーティストを迎えることなどが発表されました。

(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター 北川フラムさん)
「行って良し、来られて良しという感じにならないと駄目。新しい3つの市町は気合が入っているので、面白くなると思う」

また、17日は、奥能登芸術祭の開催地で、地震や豪雨で被災した石川県珠洲市に対し、災害支援金として30万円を贈呈することも発表されました。

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