俳優の西田敏行さんが17日に東京の自宅で亡くなっているのが見つかりました。76歳でした。西田さんといえば映画「釣りバカ日誌」、30年前に撮影のため、島根県を訪れていました。

1994年、当時の大社町、現在の出雲市大社町で行われた「釣りバカ日誌」第7作の撮影のようすです。松江と出雲を結ぶ一畑電車から、西田さん演じる「ハマちゃん」が駆け降りて来るシーンです。ハマちゃんの奥さん「みち子さん」の実家が、大社町だという設定でした。国民的人気映画の撮影とあって、現場には多くの見物客が詰めかけていました。

この撮影の16年後、「釣りバカ日誌」シリーズ最終作の公開に合わせ、西田さんは舞台挨拶のため、再び島根県を訪れました。当時TSKの単独インタビューに応じた西田さん、その16年前の島根ロケの思い出を語っていました。

西田敏行さん:(当時のインタビュー)
みち子さんの実家が出雲市にあって、そこまで追いかけてくるみたいなちょっとスリリングな展開の話だったけど、実に出雲大社の神聖な中を、事情があって首が曲がったまま走り回ったが、今思い出してももう一度出雲大社に行ってお詫びしたいなと思うほど大騒ぎした。

西田さんといえば、俳優としてだけでなくバラエティ番組でもおなじみでした。代表作「釣りバカ日誌」は全国でロケが行われていましたが、西田さんにとって島根でのロケは心に残るものだったようです。

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