広末涼子さん

 11月1~3日に北九州市小倉北区で開かれる「北九州国際映画祭2024」(実行委主催)について北九州市は16日、初日の「ウエルカムセレモニーブルーカーペット」などに登壇するゲストを発表した。上映作品に出演する俳優の広末涼子さんや田中泯さん、光石研さん、映画監督の犬童一心さんらが登場する。

 北九州国際映画祭は2023年12月に5日間の日程で初開催。2回目となる今回は3日間、小倉北区内の映画館など5会場で11カ国・地域の25作品を上映する。「世界で最も映画愛に満ちた映画のエコシステムをつくる」というコンセプトで、映画人、未来の映画人を目指す人たちと市民が交流し、刺激を与え合うことを目指す。

田中泯さん

 1日のウエルカムセレモニーは小倉北区船場町の船場広場に会場を移して開催。同所で2、3日に開かれる「まちなか映画館」では、北九州ロケ3作品を上映。映画ロケ弁などのフードトラックも出店する。いずれも入場無料。

 トークイベントも開催する。田中さんは上映作品「名付けようのない踊り」(21年)などで、広末さんは「ゼロの焦点」(09年)で犬童監督と共に登壇する。チケットは小倉井筒屋プレイガイド窓口やイープラスなどで販売中。

 16日に映画館「小倉昭和館」(小倉北区)であった記者会見で、武内和久市長と共に登壇した市出身の映画監督・松居大悟さん(38)は「『映画が近づいてきてくれる』ような映画祭になる」と来場を呼びかけた。【成松秋穂】

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