秋田県大仙市で5日夜、大曲の花火・秋の章が開催された。今回は料理とリラックスして花火を楽しめる席がセットになったプランが用意され、世界に評された花火を優雅に楽しむ人の姿が見られた。
ドローンショーで幕開けした大曲の花火・秋の章。テーマは「花火芸術祭」だ。芸術の秋にふさわしい色鮮やかな花火約8000発が夜空を彩った。
会場を訪れたのは9000人。今回はおもてなしに少し変化をつけた。
「プレミアムイグルー」と呼ばれる冷暖房が完備されたテント。中では、その場で調理された和洋折衷の料理を味わうことができる。
そして、屋外のリクライニングチェアで花火を存分に堪能。
おなかを満たし、ゆったりと腰をかけて花火を楽しむ。今回試験的に導入されたぜいたくなプランだ。
プランを利用した神奈川から訪れた観光客は、「おいしい。とても良いアイデア。落ち着くし、ごちゃごちゃしたところで花火を見ると何だか分からないこともあるので、本当に良いアイデア」と満足げだった。
会場では、カナダのモントリオール国際花火大会に出場し、世界を舞台に銅賞を獲得した若手花火師が、会社の垣根を超えてタッグを組んで仕上げた作品を次々と打ち上げた。
大阪から訪れた観光客は「すべて最高だった」と興奮気味に話し、秋田市から訪れた子どもたちも「きれいだった。色々な形があってすごかった」と楽しんだ様子だった。
また、スイスから訪れたという女性は「こんなに素晴らしい花火は見たことがない。すごく良い時間を過ごせた。夏の花火も来たい」と大満足の様子だった。
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