鶴岡市では17日夜、恒例の「赤川花火大会」が行われ、1万2000発の花火の競演が訪れた人を魅了した。

1991年から始まった赤川花火大会は、鶴岡市の夏の風物詩として、今年31回目を迎えた。
今年は2019年以来となる競技会形式の大会が復活し、全国20の花火師が「割物」と「デザイン」の2つの部門で出来映えを競った。
鶴岡市を含む庄内地方は、先月下旬の記録的な大雨で大きな被害を受け、酒田市では今月3日に予定されていた花火大会が中止となった。
こうした中、今回の花火大会には復興への祈りも込められ、訪れた人たちは約1時間半の打ち上げを特別な思いで見上げた。

(新潟から)
「今年は31回目、例年に増して凄くて良い。今日も開催できるか心配だったが、台風がそれて良かった」
(山形市から)
「初めて来たが感動している。気持ちが明るくなる」

この日の鶴岡市は、ほど良く風が吹き天気にも恵まれ、約1万2000発の花火が美しく夏の夜空を彩った。

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