「最後の文人」と称され、今年没後100年を迎える画家・富岡鉄斎(とみおか・てっさい)の作品展「没後100年 富岡鉄斎-最後の文人」が、福岡県北九州市で開かれています。
墨の濃淡と巧みな筆遣いで描かれた雄大な富士山ー。
会場には、幕末の京都に生まれてさまざまな学問を修め、「最後の文人」と称された富岡鉄斎の作品30点が展示されています。
繊細な色彩と墨の調和が美しい「口出蓬莱図」。
大きくのけぞった仙人の口から吐き出されているのは、仙人が住むとされる蓬莱山です。
儒学や陽明学などさまざまな学識に基づく多才な作品を残した富岡鉄斎。
没後100年を記念したこの展覧会は、北九州市の出光美術館で8月18日まで開かれています。
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