福井県立美術館で開かれている「古代エジプト美術館展」の来場者数が30日、1万人を超えました。
 
「古代エジプト美術館展」は県立美術館、福井新聞社、福井テレビでつくる実行委員会が主催していて、30日は1万人超えのセレモニーが行われました。
  
1万人目の来場者となったのは、鯖江市の青山宏子さん家族で、記念品として展示の公式図録などが手渡されました。青山さんは「嬉しい。なかなかないことなので、夏休みのいい思い出になりました」と話していました。
 
「古代エジプト美術館展」には、紀元前の約3000年に及ぶ古代エジプト時代の装飾品や木棺など約200点が展示されています。今回の目玉となるのは、ミイラを埋葬する際の装飾品「黄金のミイラマスク」で、古代エジプトでは神の皮膚は金で出来ていると考えられていたため、顔の部分が金で作られているということです。
 
会場には多くの人が訪れ、古代エジプトの神秘的な装飾品など貴重な展示物を見学していました。
 
「古代エジプト美術館展」は9月1日まで開かれています。
       

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