また、熊本県高校総合文化祭も31日、県立劇場で開会式がありました。

これに先立ち、30日熊本市中心部では総合文化祭をPRしようと華やかな衣装などでパレードを行いました。

慶誠高校吹奏楽部を先頭に新市街アーケードをスタートした30日のパレード。

県内の20校から約600人の生徒がバトントワリングやマーチングなどを披露しながら練り歩きました。

青春の笑顔とエールを送る観客の笑顔がアーケードを埋め尽くしました。

力強く奏でられる音に高校生と通行人が一体となるにぎやかなパレードは下通アーケードまで続きます。

そして、ゴール近くで多くの観客が待ちわびていたのは県立牛深高校郷土芸能部の華やかな舞いです。

【牛深ハイヤ披露】

【牛深高校郷土芸能部の生徒】
「すごくたくさんの人が見に来てくれて、牛深ハイヤの魅力をしっかりと笑顔で届けられたかな」
「ステージとは違ってお客さんとの距離が近かったので、一体となって楽しめた」

今年も沿道の人々にたくさんの感動を与えるパレードとなりました。

そして、県立劇場で行われた31日の開会式。

鎮西高校ダンス部や各学校の演劇部の有志らが力強いパフォーマンスを披露しました。

式では、生徒を代表して、総合司会を務める県立人吉高校3年の菱崎 春香さんが総合文化祭にかける熱い思いを語りました。

【人吉高校3年 菱崎 春香 さん】
「進行だけではなく、高校生の思いや創造力、表現力の『響鳴』を伝えるお手伝いができるよう一生懸命取り組みたい」

31日は県立済々黌高校筝曲部などがステージで演奏を披露したほか、理科部門では生徒たちが研究成果を発表するコーナーや美術や書道作品の展示ブースも設けられています。

県内の93校から延べ約3500人が参加する今年の総合文化祭は1日までです。

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