和歌山県の世界遺産「熊野本宮大社」では、例大祭を彩る「挑花」作りが行われています。

「挑花」は、田辺市の世界遺産「熊野本宮大社」で行われる、春の例大祭で、みこしを飾る菊の造花です。

大社の境内では、地元の婦人会の女性が、赤・黄色などの色紙を使って、ひとつひとつ丁寧に仕上げて行きます。

この「挑花」は、無病息災などの願いを込めて作られる縁起物で、参拝者が我先にと奪い合うことから、その名が付いたと言われています。

【敬神婦人会会長 笹野みよ子さん】「今年は1月そうそう、能登半島の地震がありましたし、皆さんの健康と平和を願って(作っている)」

「挑花」は全てが手作りで、600本が用意され、今月15日に行われる例大祭で配られます。

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