記者会見後、記念撮影に応じる(左から)日本サッカー協会の宮本恒靖会長、ニルス・ニールセン新監督、佐々木則夫・女子委員長=東京都港区で2024年12月18日、高野裕士撮影

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のニルス・ニールセン新監督(53)が18日、東京都内で就任記者会見に臨み「日本が世界のトップに返り咲くことを目指す。ハードワークと献身性で目標を実現していきたい」と抱負を語った。

 デンマーク自治領グリーンランド生まれのニールセン氏は、なでしこジャパンでは初の外国人監督だ。日本選手について「高いスキルがあり、スピードが速い。その強みを今後も伸ばしていきたい」と語った。

 なでしこジャパンは2023年ワールドカップ(W杯)、今年のパリ・オリンピックでいずれも8強だった。11年W杯以来の世界一を目指す中、日本サッカー協会の宮本恒靖会長は「国際大会の経験があり、日本の選手をよく知っている」と選考理由を語った。

 ニールセン氏はデンマークやスイスの女子代表監督などを歴任。直近は日本代表の長谷川唯らが所属するマンチェスター・シティー(イングランド)の女子テクニカルダイレクターを務めた。【高野裕士】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。