バドミントンの最高峰の大会で銅メダルを獲得し、有終の美を飾った福島県会津若松市出身の大堀彩さん。学生時代に技術を磨いた福島県富岡町を訪れ、現役引退を報告した。
12月17日、富岡町役場を訪れたのはバドミントンのパリオリンピック代表で11月、現役引退を表明した大堀彩さん。
中学・高校時代は避難も経験したが、富岡町の学校で技術を磨いてきた。大堀さんは「この富岡町で作った土台っていうのが、大きな花を咲かせてくれたというか」と話す。
初めて代表入りを果たしたパリオリンピックでは、女子シングルスでベスト8。現役最後の試合となった年間女王を決める最高峰の大会では銅メダルを獲得し、有終の美を飾った。
22年間の現役生活に富岡町の山本町長は…「『富岡魂』を持って、これからの人生長いでしょうから、引退しても頑張って、いろんな意味で、色んな道で、頑張っていただければと思います」と話した。
今後については、これからゆっくり考えるということだ。「(福島県や富岡町には)まだまだ恩返ししていく必要があると思うので、できることがあれば私としては光栄なことだと思います」と大堀彩さんは話した。
18日は、出身地の会津若松市で報告会を行うことにしている。
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