男子110メートル障害で優勝し、笑顔を見せる村竹ラシッド =広島広域公園陸上競技場(撮影・福島範和)

陸上の織田記念国際は29日、広島市のホットスタッフフィールド広島で行われ、男子110メートル障害は日本記録を持つ村竹ラシッド(JAL)が決勝を13秒29で制した。

男子110メートル障害で日本記録を持つ村竹が、パリ五輪イヤー初戦を勝ち切った。雨が降る中で行われた決勝で13秒29をマークし、「(タイムは)十分だと思う。次につながるいい初戦になった」とうなずいた。

レースでは中盤から力強い加速を見せ、勢いあまってゴール後には前のめりになって倒れこんだ。大事には至らず、「思った以上にスピードが出ていて、想像しているよりもスタミナもあった」と、確かな手応えを口にした。

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