日本野球連盟の2024年度社会人野球表彰（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社共催、シチズン時計、ネクストベース協賛）の表彰式が12日、東京都内で開かれた。プロ野球・オリックスからドラフト4位で指名された三菱重工East・山中稜真選手は一塁手としてベストナインを初受賞した。山中選手の主なコメントは次の通り。【円谷美晶】
三菱重工East・山中稜真選手
（ベストナイン受賞は）うれしい半面、「まさか自分が」と驚きの方が大きかった。チームとしては都市対抗優勝、日本選手権4強といい結果が出たが、個人としては悔しい結果に終わった大会が多かった。
（年間の打席数も多く、1年を通じて試合に出続けた）試合でしか得られない経験や成長があった。使ってくれた佐伯（功）監督には感謝しかない。（ドラフトイヤーの）今年は勝負の年で、後悔ないくらい練習して、目標（にしていたプロ入り）もかなった。ただ、振り返ると反省点ばかりなので、さらに成長していきたい。
（今年を漢字1文字で表すと）感謝の「感」です。多くの皆さんに感謝しているし、都市対抗で優勝したことで会社の皆さんから「感動した」という言葉をいただいた。
今まではどんな結果であろうと会社という大きなバックアップがあったが、プロではより個人で見られる。ファンの人を増やすとともに、感動を与えられるようなプレーをしていけたら。
プロの舞台でもこの賞に恥じないよう、1年目からしっかりと結果を残せるように、オフシーズンにもう一段レベルアップできるよう取り組んでいきたい。社会人野球で培ったものをプロの世界で出せるよう精いっぱい頑張ります。
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