バスケットボールB3リーグ、香川ファイブアローズはB2昇格がかかるプレーオフ準決勝で、鹿児島レブナイズとの戦いに臨みました。
(長尾龍希アナウンサー)
「ゲーム1では惜敗を喫した香川ファイブアローズ。B2昇格のために絶対に負けられない戦いが始まります」
先に2勝した方がB2に昇格できるプレーオフ準決勝。1戦目を落とし、後がないアローズは序盤、相手の勢いのある攻撃に苦しみます。それでもB3で年間ベスト5に選ばれたイバン・ラべネル(34)の力強いプレーで食らいつきます。
9点ビハインドで迎えた第4クォーター。アローズの猛追が始まります。アンドリュー・ランダルが3ポイントを決めると、今度はイバン・ラべネルが3ポイント!さらにダンクシュート!アローズはついに65-63と逆転に成功します。
その後は息の詰まるシーソーゲームの展開に。試合は残り7秒で3点ビハインドの場面、ボールを託されたラべネルが同点の3ポイントシュート!大歓声が沸き起こり、運命の1戦は延長に突入します。
迎えた延長戦、試合は残り約1分。鹿児島のアンソニー・ゲインズJrに対し痛恨のファウル。バスケットカウントで計3点を与えてしまいます。この失点が響き、香川ファイブアローズは大接戦をものにすることができず、あと1歩のところでB2昇格を逃しました。
(香川ファイブアローズ 籔内幸樹ヘッドコーチ)
「勝たないといけない試合に勝てていないのが、アローズが上に行ききれない文化。変わらないといけないし、変えないといけないと思う」
会場のブースターはチームへの感謝の言葉を口にしていました。
(ブースターは…)
「頑張ってほしいと思っていた。みんな頑張ってくれたので良かった」
「香川のために残ってくれる選手がいたら、また来年(2025年)、B2に昇格できるように頑張ってほしい」
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