フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人・組で争うファイナルの公式練習が4日、フランス・グルノーブルの会場であった。ペアでは「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)が登場し、5日のショートプログラム(SP)に備えた。
りくりゅうは、SP曲で調整。スロージャンプで着氷を乱す場面もあったが、互いに一定の距離感をしっかりと保ったスケーティングをはじめ、リフトやデススパイラルといった要素はしっかりと決めるなど、軽快な動きだった。
2季ぶりのファイナル王座奪還を目指す今大会だが、三浦選手は「そこまで気負わずに、自分たちらしく滑りたい」と自然体を強調。木原選手は、昨季がけがでGPシリーズに出場できなかったことを念頭に「まず戻ってこられたことがすごくうれしく思えるので、うれしい気持ちを大切にしながら滑れたら」と意気込んだ。【グルノーブル倉沢仁志】
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