柔道の全日本選手権に出場する(左から)川端倖明、影浦心、王子谷剛志、羽賀龍之介、原沢久喜=28日、東京都文京区

体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権は29日、東京・日本武道館で行われる。28日は有力選手による会見が行われ、昨年覇者の王子谷剛志(たけし)(旭化成)は「連覇の重みを持って戦いたい」と意気込んだ。歴代単独3位となる5度目の優勝もかかるが「回数はキャリアが終わって振り返ればいいことで、そこは意識していない」と目の前の戦いを強調した。

今大会は8年ぶりに旗判定が復活。試合時間が4分から5分に延び、延長戦が廃止となるなど、ルールが改正された。2021年東京五輪100キロ超級代表の原沢久喜(ひさよし)(長府工産)は「どれだけ有効打を打つことができるか。自分の展開を作って試合を進めることが重要」と語った。

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