ソフトバンクの野球教室に参加し、取材に応じる甲斐=30日、大分市

 ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した甲斐拓也捕手が30日、野球教室を行った地元・大分市で取材に応じ、12月に自らが巨人と直接交渉することを明かし「ここから段階を踏んでいくところに来ると思う。(決断を)なるべく延ばしたくはない」と話した。

 同じくFA宣言した阪神の大山悠輔内野手は巨人が獲得に乗り出したが、29日に残留を発表した。ファンの温かい声が心に響いたことを語っており、甲斐も「きょうも子どもの声は響いている。そんな選手になれるとも思っていなかった」と素直に喜んだ。今後は残留を求めるソフトバンクとも交渉する。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。