琉球銀行のランナーを中心につくる「りゅうぎんランナーズクラブ」が今月発足した。メンバー23人は、結成して初めてとなるNAHAマラソンで、心一つに完走を目指す。

 立ち上げに関わったのは、チーム最年長の上里誠さん(61)だ。「チームができて行内がとても盛り上がっている。このつながりを広めて、メンバー全員が自己記録を更新してほしい」と話した。

 宮城保俊さん(59)は、第1回大会から連続で完走している。「自分以外にも興味がある人がこんなにいたのかと驚いた。仲間が増えていい刺激になっている」と語った。

 倉岡麻乃さん(31)は、入行当初にダイエット目的でマラソンを始めた。これまで1人で走っていたが、チームを組んだことで新たな出会いも生まれた。「チームを通して初めて話す人も多く、行員同士の交流が深まっている。行内の健康意識も上がる」と笑顔を見せた。(社会部・末吉未空)

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