11月24日に宮城県で行われた女子の実業団日本一を決めるクイーンズ駅伝。2年連続のシード権獲得を目指す天満屋女子陸上競技部が若手中心のメンバーで臨みました。
(長尾龍希アナウンサー)
「時折強い風が吹くクイーンズ駅伝スタート地点です。33年連続33回目の出場、2年連続のクイーンズ8を目指す天満屋の戦いが間もなく始まります」
1区は入社3年目の吉薗栞(25)。2023年の女王、積水化学の背中を序盤からぴったりとマークします。
(天満屋 吉薗栞選手)
「1つでもいい順位でたすきを つなぐことを目標にやってきた。冷静に入ってラストで仕掛けることをイメージして走った」
区間の終盤、積水化学とデッドヒートを繰り広げる吉薗。区間賞には惜しくも及びませんでしたが、天満屋は上々の立ち上がりを見せます。
2区で順位を3つ落とした天満屋。各チームのエースが登場する10キロの3区ではキャプテンの松下菜摘(29)が粘りの走りを見せます。
ピンクの応援団も現地に駆け付けました。
しかし松下は後半失速し、10位でたすきをつなぎます。
その後の区間では入社1、2年目の選手が食らいつきました。5区では2年目の西村美月(19)が順位を12位から10位に押し上げると、アンカーを任されたのは1年目の山口綾(18)。
(天満屋 山口綾選手)
「ずっと応援してくれる人がいるから、ペースを落とさずにエネルギーをもらい続けながら走ることができた」
最後は2時間17分38秒の10位でフィニッシュした天満屋。2年連続のクイーンズ8は逃がしましたが、ケガの前田穂南を欠く若手中心のオーダーながら将来に期待が持てる結果となりました。
(天満屋 山口綾選手)
「大舞台を最初から走らせてもらったのは自信になると思うし、さらに上を目指したいと感じたので頑張りたい」
(天満屋 松下菜摘主将)
「クイーンズ8を達成できず個人としても、チームとしても悔しい結果となった。もう一度8位以内、それ以上を目指して頑張っていきたい」
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