明治安田JリーグJ2昇格を決めているJ3のFC今治は、24日ホームで今シーズン最終戦を戦い有終の美を飾りました。

J3の今シーズン最終戦、3連勝中の今治は15位のテゲバジャーロ宮崎と対戦。J2昇格決めた後、初のホームゲームでアシックス里山スタジアムには、満員の5078人のサポーターが詰めかけました。

この応援を背に、今治は前半13分、エースマルクス ヴィニシウスが豪快なミドルシュート!32分にもヴィニシウスがゴール前でシュートを見せますが、ここも枠を捉えられず、前半を0対0で終えます。均衡を破りたい今治は後半31分、MF加藤潤也のシュートがポストに当たり、こぼれ球に反応したDF市原。在籍4年目の市原が歓喜の今季2ゴール目となる先制ゴール。今治はこれが決勝点となり、4連勝、今シーズン最終戦で有終の美を飾りました。

市原亮太選手:
「何としても勝ちたかったんで、前に走って行ったらご褒美が来たみたいな感じでした」

試合後、岡田武史会長をはじめ、服部監督や選手が揃い、シーズン終了のセレモニーが行われました。エースのヴィニシウスはJ通算100試合、目標にしていたJ3得点王にも輝きました。

三門雄大主将:
「僕たちを後押しして下さったおかげで、昇格の目標を達成することができました。みなさんと昇格を喜び合えたこと、こんなに幸せなことはありません。感謝の気持ちでいっぱいです」

岡田武史会長:
「多くのスポンサー・パートナー・多くの応援してくださる方々、うちの社員・スタッフ、1人1人の小さな力の集まりでようやくここまで来ました。この先また10年、我々は立ち止まらずに進んでいかなきゃいけない。ぜひまた一緒に歩んでいただければと思います」

J2という新たな航海へ。来シーズンの今治の飛躍に大きな期待がかかります。

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