国際オリンピック委員会(IOC)で各候補地の計画を評価する「将来開催地委員会」は26日、2030年冬季五輪の最優先候補地に選ばれているフランスのアルプス地域での視察を終えて記者会見し、冬季担当のシュトス委員長は「大会の開催能力に強い自信を持っている」と高く評価した。30年開催地は7月の総会で決定する方針となっている。
シュトス氏は1992年アルベールビル五輪の競技会場が現在も使用可能であることなどを称賛し「さまざまな会場で、強力なレガシー(遺産)が見られた」と語った。
フランス・オリンピック委員会のラパルティアン会長は、6月のIOC理事会までに未定のスピードスケート会場の方向性を定めることを目指す考えを示した。仮設か国外の既存施設で対応する。(共同)
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