純金の感謝状を手に、竜のオブジェと記念写真に応じる大迫傑選手=札幌市中央区で2024年4月26日、高山純二撮影

 パリ・オリンピックのマラソン男子日本代表の大迫傑選手(ナイキ)が26日、札幌市中央区の百貨店「札幌三越」で始まった大黄金展でトークショーを行った。大迫選手は「僕の中では、すべての大会が大事であって、すべての大会に対して常に全力の準備をしていく気持ちでやっている。8月のオリンピックについても同様の気持ちで臨んでいきたい」と抱負を述べた。

 大黄金展は、大迫選手を支援する金製品の製造・販売「SGC」(東京都)が開催。トークショーの冒頭、SGCの土屋豊会長が純金製の感謝状(縦21センチ、横30センチ)を贈呈し、大迫選手は「純金の表彰状は初めて。いつも以上に気が引き締まる。盗まれないように飾りたい」と笑いを誘った。

 さらに、札幌のイメージを問われ、「(東京五輪マラソンが開かれた)2021年の大会のことがすごい思い出に残っている。違う形で戻ってこられて縁があると感じている」と話し、五輪イヤーの今年については「自分自身しっかりベストを尽くして、夏の大会、その後の大会もしっかりと走りきれる1年にしたい」と力を込めた。【高山純二】

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