11月17日に行われる昴旗少年剣道錬成大会を前に、注目チームをシリーズで紹介する「取るぞ一本!」。

今回は、鹿児島県薩摩川内市の「育英館剣道スポーツ少年団」です。

2024年、県内で開かれた多くの大会で個人、団体ともに上位入賞を果たし勢いに乗る、育英館剣道スポーツ少年団。

基本に忠実な正しい剣道を目指すというモットーは、創設以来、チームの伝統です。

現在部員は、市内8つの小・中学校から集まった20人。

そんな、チームの練習で欠かせないのが、保護者の存在です。

江畑哲朗監督を始め、指導を行うのは、自身も子供の頃から剣道を続けてきた保護者たちです。

育英館剣道スポーツ少年団・江畑哲朗監督
「打った後の抜けが遅い、しっかりとすり足で、早くしないと」

今回はこちらの3人が小学生高学年Aチーム。

先鋒の高柳鷹雅選手は一日500回の素振りを欠かさず、粘り強く一生懸命な剣道を心がけます。

育英館剣道スポーツ少年団・先鋒 高柳鷹雅選手
「後に続けられるように、流れを持っていきたい」

中堅の坂元真那選手は多くの技を駆使し、臨機応変に巧みな攻めを仕掛けます。

育英館剣道スポーツ少年団・中堅 坂元真那選手
「大将が楽をできるように、私が確実に一本取ってきます」

大将の江畑凛選手、長身を生かした面とスピード感のある剣道はピカイチ。

キャプテンとしても明るくチーム全体をリードします。

育英館剣道スポーツ少年団・大将 江畑凜選手
「大将として、勝利に導くような試合をしたい」

チームの旗に書かれる「剣は心なり」。

剣さばきには心が現れるという意味の言葉を胸に昴旗に臨みます。

「育英館、チームワークで優勝めざして、取るぞ一本!」

次回は、鹿児島市の鹿児島西警察署少年剣道クラブ剣友館です。

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