カブスの鈴木誠也(29)は日本時間6日のドジャース戦、1安打3打点の活躍で逆転勝ちに貢献した。
試合後のインタビューでライトを守る鈴木誠也の頭上を越えたドジャース・大谷翔平(29)の2試合連続となる本塁打について「彼に風は関係ない」と話した。
◇MLB カブス 9−7 ドジャース(日本時間6日、リグリー・フィールド)
カブス・鈴木誠也は本拠地シカゴで大谷翔平、山本由伸が所属するドジャースとの一戦に2番ライトで先発出場。
初回に2点を奪われ、追う展開となったカブス。
2回に3−2と逆転に成功し、なおも2アウト2、3塁とチャンスで迎えた鈴木誠也の第2打席。フルカウントまで追い込まれるも、9球目、ドジャースの先発・ミラーが投げた低めのストレートをとらえ、ライトフェンス直撃の2点タイムリーヒットで5−2とリードを3点に広げた。
3回にも追加点をあげ、4点差にリードを広げたカブスだったが、5回には大谷翔平の2ランホームランなどで3点を失い、点差はわずか1点に。
6回には再び2点を取り戻し、1アウト3塁の追加点のチャンスで鈴木誠也の第4打席。ライトへの犠牲フライで貴重な追加点を奪った。
7回には2点を失ったカブスだが、2点のリードを守り9−7とドジャースに逆転勝ち。本拠地5連勝を飾った。
2打数1安打3打点と活躍を見せた鈴木誠也。オープン戦からの好調そのままに5試合連続安打、3試合連続マルチ打点で打率.345と開幕後も結果を残している。
試合後の囲みインタビューで、2戦連発となる2ランホームランを放った同学年・大谷翔平について聞かれるとは「彼に風は関係ないんでしょうね」と笑って話した。
外野から内野方向に強く、冷たい風が吹きつけるシカゴのリグリー・フィールドだが、大谷の今季第2号は鈴木誠也が守るライトのポール際に吸い込まれるようにスタンドインした。
「今はやっぱり風も強いですし、あんまり長打を狙いにいくと、なかなかいい結果が生まれない。僕もここ何年も経験して気付いた」と3シーズン目して鈴木誠也が身に着けたホームスタジアムの「攻略法」も、大谷翔平には関係ないようだった。
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