全国大会への出場をかけた中学生の駅伝大会が8日、白石町で開かれ強風の中、熱い戦いが繰り広げられました。
【リポート・波佐間崇晃】
「会場は北から強い風が吹いています。コースのほとんどでランナーは風にあおられることになります。まもなくレースが始まります」
県中学校駅伝大会には、県内の地区予選を勝ち抜いた中学校の男女それぞれ23チームが出場しました。
走る距離は女子は5区間12キロ、男子は6区間18キロです。
女子は1区で4位につけた多久の東原庠舎中央校が3区で首位に立つと、そのままリードを広げます。
中盤から他を寄せつけない走りを披露し43分05秒で3連覇を達成しました。
【東原庠舎中央校3年 緒方みのり選手】
「ずっと向かい風できつかったんですけど、腕振り意識して頑張ることができました」
一方の男子。最終6区、トップでたすきをつないだのは伊万里の国見中でしたが、2位スタートで同じく伊万里の啓成中のアンカー、森元太郎が最終盤に逆転。
52分12秒で2年ぶりの優勝をつかみました。
【啓成中3年 森元太郎選手】
「きょうのために1年間頑張ってきて困難とかがあったけど、きょうこの場で優勝することができてとてもうれしいです」
男女の優勝チームは、12月15日に滋賀県で開かれる全国大会に出場します。
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