第49回社会人野球日本選手権大会は第11日の8日、京セラドーム大阪で準決勝があり、JFE西日本はトヨタ自動車に2―4で敗れ、準優勝した第44回大会(18年)以来、5大会ぶりの決勝進出はならなかった。JFE西日本の内田聡監督の試合後の主なコメントは次の通り。
「良い経験値は得られた」
7四死球、二つのエラー、ワイルドピッチ……。昨日、「そういうところがないようにしのぎたい」と言っていたが、ああいうことをしていれば全国では勝てない。よく粘ったとは思うがそういったプレーがあるとうまく(リズムに)乗り切れない。
<継投した投手が失点した>
若い投手が投げて、良い経験になったと思う。よく投げてくれた。良い時も悪い時もある。ここぞの一球というのが大事だ。
<八回に2死満塁の好機を作ったが無得点>
あの場面もショートの和田(佳大)くんがうまく取った。あそこだけではなくトヨタさんは難しい打球でも確実にきっちりアウトにしてくる。きわどい部分だが、そういった差、何気ないプレーでも確実にアウトを積み重ねていくことができれば、9イニングやった時に勝つかどうかの差になっている。
<鳥井凌選手がランニング本塁打>
相手が嘉陽(宗一郎)投手でも受け身にならずに、積極的にいこうと。そういった意味で、いい攻撃にはなったかなと思います。
<目標としていた4強入りは果たした>
良い経験値は得られたと思う。今日はエラーも出たが、守りでは今大会は大きく崩れる、という展開もなかった。打撃をもう一回鍛えていきたい。良い投手でも3点、4点と取っていけるような打線にしていきたい。
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