第49回社会人野球日本選手権大会は第11日の8日、京セラドーム大阪で準決勝があり、トヨタ自動車がJFE西日本に4―2で勝ち、優勝した第47回大会(2022年)以来、2大会ぶりの決勝進出を決めた。トヨタ自動車は9日の決勝で、住友金属に並ぶ歴代最多タイとなる7回目の優勝を狙う。トヨタ自動車・藤原航平監督の試合後の主なコメントは次の通り。
「劣勢でも試合動かすのが強み」
苦しい試合だったがよく守った。嘉陽(宗一郎)も後藤(凌寿)もピンチでしっかり自分の球を投げきれたのが大きかった。どんな展開でもトヨタらしくやりきりたい。
<打線は4安打と苦しんだ>
ここまでの3試合は優位に試合を進められているが、あれは最高形。こういう試合もあるというのはみんな分かっていた。JFE西日本さんの投手がすごく良かった中で、小畑(尋規)が代打で打ってくれた。粘りながら、最後に安打になったのが、チームにとっては大きかった。
<ここまで勝ち進めた要因>
自分たちで試合を動かしていくところが強みだと思っている。それを発揮できている。今日みたいに劣勢だとか難しい試合でも最後にこう生きてくるのはそこだよと。よく逆転してくれた。
<史上最多タイの7回目の優勝まであと1勝>
今年は今年のチームなので、7回目というところはあまり意識していない。年間王座決定戦の日本選手権でトップになることを目標にやりたい。
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