大相撲の新大関大の里は8日、福岡市西区の二所ノ関部屋で立ち合いの確認などを行った。本場所用の青色の締め込み姿で一年納めの九州場所(10日初日・福岡国際センター)に備え「大関として臨む初めての場所であり、1年の最後でもある。いい形で締めくくりたい」と冷静に語った。
10月の秋巡業は体調不良で離脱したが、福岡入り後から復調。初日は対戦成績が2勝2敗の平戸海戦が組まれ「稽古は積んできた。同学年には負けたくない」と気合をにじませた。
稽古後は後援者から新しい化粧まわしが贈られた。重厚な紺地に大関昇進伝達式で述べた口上の「唯一無二」が鮮やかな銀の糸で刺しゅうされている。(共同通信)
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