春の高校バレー県予選の決勝が11月3日行われ、女子は長岡商業、男子は東京学館新潟がともに2年連続の本戦出場を決めました。
〈女子〉“県総体のリベンジ”果たし長岡商業が優勝
新潟市東総合スポーツセンターで行われた春高バレー県予選の決勝。
女子は夏の県総体決勝と同じく新発田商業と長岡商業の対戦となりました。
1・2年生チームの新発田商業は県総体を制した勢いそのままに第一セットを奪います。しかし、ここで気を吐いたのが夏のリベンジに燃える長岡商業キャプテンでエースの加納。
【長岡商業3年 加納理美 主将】
「自分がキャプテンとして迎える最後の春高予選なので、チーム全員を春高へ導けるようにしていく」
第2セット序盤リードを許していた長岡商業ですが、加納のスパイクで逆転すると、そのままリードを保ち、第2セットを制します。
さらに3年生・冨田が2種類のサーブで相手を翻弄し、第3セットも奪い優勝に王手をかけます。
しかし、新発田商業も黙ってはいません。渡邉と伊藤の2枚看板の活躍で勝負は最終セットまでもつれる展開に。
互いの意地がぶつかり合い、点の取り合いとなりますが、センター攻撃をうまく織り交ぜた長岡商業がリードを奪うと、県総体のリベンジを果たし、長岡商業が2年連続の春高出場を決めました。
【長岡商業3年 加納理美 主将】
「夏からずっと苦しかったが、崖っぷちを最高に楽しめた。1月に向けて全員で勝負していきたい」
〈男子〉“全国ベスト4”目指す東京学館新潟が優勝
一方、男子の決勝は前回の春高本戦でベスト16に進出した東京学館新潟と初の全国大会を目指す関根学園の顔ぶれに。
県総体で学館に敗れたリベンジを誓う関根学園は、2年生スパイカーの竹田と下鳥を中心に得点を重ねますが、全国ベスト4を目標に掲げる学館が地力を見せ、第1・第2セットを連取。
そして、人一倍強い思いを持っていたのが…
【東京学館新潟3年 齋藤寿明 選手】
「春すぎくらいに足をねんざして、2カ月くらい動けなくなった」
県総体はケガで欠場した3年生・齋藤です。第3セット、スパイクで得点を重ねると、最後も齋藤が決め、学館が2年連続の春高への切符を掴みました。
【東京学館新潟3年 相田悠一郎 選手】
「去年の結果を超えられるように、短い期間だが全員で高め合っていきたい」
春高本戦は来年1月5日に開幕します。
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