【NTT東日本-トヨタ自動車】トヨタ自動車の藤原航平監督=京セラドーム大阪で2024年11月4日、松田雄亮撮影

 社会人野球日本選手権は第7日の4日、京セラドーム大阪で2回戦が始まり、トヨタ自動車は9―1でNTT東日本に快勝し、8強進出を決めた。

 トヨタ自動車・藤原航平監督の試合後の主な談話は次の通り。

トヨタ自動車・藤原航平監督

 嘉陽(宗一郎)、高祖(健輔)のバッテリーが相手を上手に攻めた。難しい試合になると思ったが、バッテリー中心に抑えて、先制できたことで、優位に進められた。

 <嘉陽投手は6回1失点>

 僕は素直にすごいと思いました。たぶん、真っすぐがめちゃくちゃ走っているかというと、そうではなかった。

 その中で、他の球種で組み立てられて、ちゃんとストライクを取れて、ボールを振らせることができる。そこが一番頼れるところ。(捕手の)高祖を含めて、うまかったですね。

 <1回戦では登板がなかった後藤凌寿投手、渕上佳輝投手も登板>

 今日は後藤、渕上も使って勝つことをイメージしていた。しっかり投げてくれたことで、次も見える。

 この2戦でいろんなピッチャーが投げられたのが大きい。ここからは総力戦になる。短い間隔の試合を、ピッチャー陣で戦い抜きたい。

 <一回は1死から2番・熊田任洋選手、3番・宮崎仁斗選手の連打と四球で満塁とし、5番・北村祥治選手が先制適時打を放った>

 (NTT東日本先発の)堀(誠)君が良い投手なのは分かっていたが、強く振ることを心がけて行ってくれた。熊田、宮崎のヒットで勇気が出た。

 中堅、ベテランも大事。(2ボール1ストライクからファウルを4球続けて打った)北村の粘りですよね。そういうのがすごく大きい。

 <チームとして計9四死球>

 (北村選手は)簡単にアウトにならないのが魅力。(2四死球の)佐藤(勇基)も含めて、中堅、ベテランの仕事ぶりがすごくよかった。

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