大相撲の大関琴桜が3日、福岡市東区の佐渡ケ嶽部屋で稽古し、幕内琴勝峰らと計10番取って9勝1敗と順調な調整ぶりを見せた。大関として初めて臨む九州場所(10日初日・福岡国際センター)へ「どの場所も大事。いつもと変わらず、集中してやっていく」と静かに闘志を燃やした。
秋場所は8勝7敗に終わり、関脇だった昨年九州場所から続いていた2桁白星が5場所で途切れた。「大関に上がる前から、8勝で満足するつもりはない。10勝以上しないと、そもそも優勝なんかできない」と自覚を胸に巻き返しを期す。
4日の二所ノ関一門の連合稽古には、新大関大の里も訪れる予定。3大関となり、横綱昇進への争いも注目される。(共同通信)
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