第49回社会人野球日本選手権大会は第3日の31日、京セラドーム大阪で1回戦があり、日本新薬はTDKに4―6で敗れ、2大会ぶりの初戦突破はならなかった。就任1年目の日本新薬・鎌田将吾監督は指揮官として2大大会(都市対抗、日本選手権)の初勝利を目指したが、ほろ苦い黒星デビューとなった。鎌田監督の試合後の主なコメントは次の通り。
日本新薬・鎌田将吾監督
<二回に大量失点>
バッテリーが追い込んでからコースに投げきれず、痛打されてしまった。追い込んでからの精度が低かった。すぐ(投手を)替えると成長にならないと思って(先発の遠藤慎也を)引っ張った僕の責任ではあるが、この結果をどう受け止めるか、どう感じたかが一番大事だと思う。
<新人バッテリーで臨んだ>
予選から頑張ってくれた2人だったし、予選から(出すと)決めていた。緊張していたのか、経験不足なのが明らかになった。
<終盤は追い上げた>
6点差がついてもひっくり返せるとは思っていた。そういう雰囲気をチームで作ってきた中で、選手もよく4点取ってくれた。
<2大大会初陣だった>
そんなに簡単ではない、甘くないとは思っていたが、期待に応えられなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。この経験を無駄にせずに、来季はさらに結果を求めていかないと監督になった意味がないと思っている。常勝軍団を作らなければいけないし、「新薬の相手は嫌だな」と言われるようなチームにしていきたい。
<冬の課題は>
もちろん、バッテリー。(リリーフで登板した)斎藤(弘志)と木下(隆也)は良い投球をしてくれたし、収穫はあった。それでも、制球など全てでもう一段、二段とレベルアップしてもらわないと。徹底的に鍛えますよ。
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